皆様、お久しぶりです。
現場監督の桒原です。
本日は、木造住宅で用いられるアンカーボルトについて説明させていただきます。
アンカーボルトとは、土台と基礎を緊結する役割をもつボルトです。
アンカーボルトによって、台風や地震時、建物にかかる力(水平荷力)を基礎そして地盤へ逃がす役割をもちます。
法律上、アンカーボルトは2.7m以内に埋め込めば施工上、問題ございません。
しかし弊社では、アンカーボルトを設置する4点のルールがございます。
以下が弊社のルールです。
①土台継ぎ手
土台を継ぐ部分は、地震や台風の影響により、浮き上がるおそれがございます。ですので、土台と基礎をしっかりと固定する必要がございます。
②土台端部
③筋交端部
台風や地震時、筋交は柱を上部へ引き上げます。
それに伴って土台も上へ引き上げられる恐れがございます。
引き上げられる土台を持ちあがらないよう、おさえこむためアンカーボルトを設置し、固定します。
④1.8m以内
以上により建物を強く維持し、あらゆる災害に対応するためアンカーボルトの役割は非常に大きな意味を持ちます。