知る人ぞ知るパワースポット「藤ヶ崎龍神社」へ、先日ふと思い立ち訪れました。
この地は水茎の岡と呼ばれる名勝地で、古くから多くの歌に詠まれてきたそうで、
伝説には巨勢金岡という宮廷画家がこの名勝を画かんとしたが、
あまりの見事さに筆をすてたことから「筆捨の岡」「水茎の岡」「筆ヶ崎」等の名を残しているとのこと。
そんな地に祀られているのは、外宮には藤ヶ崎龍神、内宮には妙得龍神。
まずは外宮、雄大な琵琶湖と長命寺山や津田山、沖島を望む絶景をバックに、岩場の上に祀られています。
辺りはきれいに整地されており厳かな雰囲気です。
祠内には御朱印もあり、せっかくなので1枚頂戴しました。
次に内宮、先程の外宮を背に反対側です。
外宮の開けた雰囲気とはうって変わり、重厚な空気感。
祠は鳥居をくぐり、奥の大きな岩の割れ目の中、人ひとり通れる程の隙間に祀られています。
実は境内に入ってから神聖な雰囲気と言うのでしょうか、感じるものが少し変わったのを察していたのですが、
その祠周辺は、感じる空気感があまりにも他とは違いましたので写真撮影は控え、お詣りだけさせていただきました。
(金網はカラス除けのためなので、参拝の際は動かしても良いとのこと。)
鳥居の左右には三上山の百足退治伝説で知られる俵藤太の名が刻まれた石碑と、2体のお地蔵様の祀られています。
境内の浜辺には雄大な琵琶湖を望めるベンチも設置されており、
そちらで一息つき、波の音を聞きながら何も考えず景色を眺める…
日々の喧騒から離れ、心が洗われる空間でした。
こちらの神社は近江八幡市の湖岸道路沿いにあります。
ご興味あればドライブがてらお立ち寄りください。
blog by ふじむら