みなさん、海外渡航の際にスマホの通信はどうしていますか。
私は今まで、通信会社の国際サービスやポケットWi-Fiをレンタルしたりしていました。
費用はかかってしまいますが、ホテルやお店の無料Wi-Fiサービスだけでは心許ないので…。
今、利用しているスマホはiPhone XRなのですが、こちらの機種にはeSIMという機能が使えます。
せっかくなので今回の海外旅行の際に、この機能を活用してみました。
普段使っているスマホにもSIMカードが入っているかと思いますが、
これに自分のID番号が書き込まれていて、これがあることにより電話や通信ができています。
eSIMとはEmbedded SIMの略で、Embeddedとは「埋め込み」という意味。
つまり、eSIMとはスマホに埋め込まれたSIMカードです。
iPhone XRやXSシリーズはデュアルSIMモデルなのでSIMカードとeSIMで2つのID番号が使用できるようにできます。
既存のSIMカードの抜き差しなしでもう1つ電話番号が入るイメージです。
もちろん私も初めての利用なので色々調べて、今回は3HK(3香港)という香港の通信会社と契約。
国際ローミングできる国が多く値段もリーズナブルということでこの会社にしました。
こちらの通信会社でeSIMのプランを契約し、国際ローミングサービスで他国で使うという流れです。
契約プランは、10日間利用でき$138(HK$)で通信上限なし(500MB/日を超えると低速通信)。
日本円で2,000円くらい。
2つのID番号が入っているので、こんな感じにアンテナマークや通信会社名も2つになります。
AT&TやVerizonが渡航先の通信会社。
国内利用の普段はこんな感じでアンテナマークや通信会社名は1つです。
本体への設定も現地での使用も特に問題なくスムーズにいきました。
Wi-Fiレンタルもそれなりに安価で便利なのですが、それと比べるとWi-Fi本体の荷物がないので更に快適でした。
1週間程の旅行なら、2000円程度で海外利用できるのは非常に便利に感じました。
多分また機会があれば利用すると思います。
少し話は変わりますが、今まで国内の主要通信会社は国内利用者向けのeSIMのサービスを展開していませんでしたが、
先日、IIJmioがデータ通信専用のeSIMプラン(ベータ版)のサービスを開始したとのことです。
いわゆる格安スマホ・格安SIMというサービスに分類されますが、通信会社やサービスの選択の幅が広がりますし、
今後も色々なサービスや会社が増えてくると思いますので歓迎です。
みなさまも興味があれば調べてみては。
blog by ふじむら