アズレージョ(azulejo)とは、ポルトガル芸術を代表する装飾絵タイルです。
ポルトガルでは教会、宮殿、駅構内、住宅の壁面など様々な所で使用されています。
アズール(azul)は青い又は青の意味。
アズレージョ(azulejo)の語源はポルトガル語 スペイン語のアズールからきています。
ポルトガル建築の多くで主要な要素となっているアズレージョをこの度、弊社でも取り入れます。
…と言っても、施主様からのご要望により今回の計画が実現できました。
今回使うタイルは、日本を代表するアズレージョ造形作家の石井春さんの作品です。
石井さんはポルトガルと日本をつなぎ、
ポルトガル大統領からのoficial da Ordem de Mérito勲章の受章や
ポルトガルの国立アズレージョ美術館で個展が行われる等、素晴らしい活動をなさっております。
今回、その石井さんにお願いしてご用意いただいたタイルがコチラ。
お気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、京都水族館の館内に飾られているお魚のタイルです。
可愛らしい色鮮やかなタイルに惹かれ、今回の採用まで至りました。
水族館のようにこんなにたくさんのタイルを用意することは難しいのでアクセントに使用するのですが、
弊社としても初めての取り組みのため完成がとても楽しみです。
石井さんの作品は京都水族館には他にも雰囲気の違うタイルの展示もありますし、
その他、近場であれば京都のポルタにも使用されています。
公式HPを見ると過去の作品の一部が拝見できるのですが、
どれも色彩の美しさや様々なモチーフの作品に心躍ります。
ご興味ございましたらぜひご覧ください。
blog by ふじむら