落書き、不法侵入は犯罪です。
バンクシーを応援している訳ではありません。
・・・を前提に(笑)
バンクシーは、イギリスの仮面アーティスト。
なんで仮面アーティストかというと、グラフィティという性質上、
違法的な活動がかなり多い為発表すると逮捕されてしまうからです。
しかし、イギリス国民の強力な支持により、警察や市がバンクシーを認めだしました。
バンクシーの描いた落書きはネットの国民投票により保存される事となり、
バンクシーにグラフィティを描かれた壁は、オークションでアート作品として取引されるようになりました。
ゲリラ・アートとして無許可で勝手に美術館に展示したバンクシーの作品を、
美術館側がアート作品として逆に展示をしました。
これは既にイギリスのアート業界が違法性の強いバンクシーの作品と存在を
立派なアートとして評価しているという事実を決定付けることとなりました。
バンクシーはグラフィティを芸術にまで昇華させただけでなく、
不法侵入などの違法要素を含むゲリラ的な活動までをも世論の支持により法律すらも塗り替えていきました。
「バンクシーの絵は違法にならないのに、他のグラフィティはなぜ違法なのか?」
「人気があるからってバンクシーは何をしても許されるのか?」
「じゃあバンクシーと同じ事をしてもいいのか? 」
という議論はバンクシー議論といわれるほど海外ではよく議論される内容だそうです。
バンクシーに落書きをされた場所は確実に観光客が増えたり、
許可無き落書きでも信じられない価格で壁ごと売れるというのもまた事実で、、、
明確な答えはまだ無くても良いのかも。。。
Blog by Ryo tanaka