では先日の続きを。。。
安藤忠雄・直島と言えばやはり地中美術館!
瀬戸内海の美しい景観を損ねないように建物全体が地中に埋設された珍しい美術館です。
チケット売り場に着いても「えっどこに美術館はあるんですか?」っていう感じです。
鑑賞料金も2,000円と少々高め。
まぁこれも勉強のためと自分に言い聞かせ、、、
安藤忠雄の建築物はアプローチが非常に上手い。
「何か」を期待させるデザインになっていて、期待して入ってもその期待以上の事をいつもしてくれる。
他の美術館と違って「展示物を見る」というよりは、空間全体を感じるところかな。
瀬戸内海の自然と、都会的な冷たいコンクリートと、
芸術家3人のアートが融合して見る人の第六感を目覚めさせてくれるような気持ちにさせてくれます。
普通は絵画にスポットライトが当てられ展示されているが
自然の間接光だけで出来た空間にモネの「睡蓮」が展示。
何とも贅沢でその作品にじっくりと向き合うような展示の手法。
光の表現に終生こだわったモネ。
こんな展示方法をきっと望んでいたんだろうなぁ。
そんな事を思いつつ地中カフェでオリーブサイダーを喉に通し、
瀬戸内海の爽やかな風が流れた。。。
blog by ryo tanaka