コンセプト・・・SUBACO 住まいの「住」という漢字は「人」に「主」で『住』と書きます。
これは当て字で、もともとは鳥の『巣』の字を当てていたそうです。
古事記の中では住まいの意味で『巣』の字を使っています。
鳥の巣はヒナを育てるためのもの。
親は可愛いヒナを風や雨から守り、外的から身を守るために巣作りをしています。
人間の住まいづくりも同じです。 子供を育てる巣づくりであり、子供のためにあるべきだと思います。
子どもが健やかに育つための安全性や快適性、子供の感性や能力を伸ばす家こそが本来の住まいの役割です。
色や音が赤ちゃんの脳の発達に影響し、部屋の色で子どもの性格が変ることも分かっています。
そのため間取りやインテリアがとても大切です。
「人が住まいをつくるように、住まいも人をつくる」と言われます。
住まいが人間形成の上で大きな意味を持ち、環境の善し悪しが子育てを左右することは確かです。
・・・という事で今回は「とりの巣箱」をモチーフにデザインさせて頂きました。
今日は「巣箱」の鳥が出入りする開口の部分を大工さんに作って頂きました♪
図面で書いた通りの綺麗な楕円♪ これだけ大きいと開口の型枠作りも大規模。
仕上がるのが楽しみです♪
blog by Ryo Tanaka