先日、博多へ行ってきました。
博多と言えば屋台、屋台と言えば博多。
と言っていい程に周知されています。
博多へ訪れるのは3回目ですが、今回は博多で唯一の屋台バー「えびちゃん」へ。
そこのマスターと喋って初めて知ったのですが、屋台の未来は非常に厳しいそうです。
1970年代には、福岡市の屋台は全盛期を迎え、その数は400軒にも達した。
当時は歩道の占拠や悪臭、近隣への騒音などといった問題も山積。
そして道路使用許可、生ものの販売禁止など規制が敷かれ、
1994年には県警が「現営業者一代限りとする」との方針を打ち出し屋台の名義変更・譲渡を禁止することに。
これにより屋台営業は「一代限り」となったため、
経営者の高齢化によってのれんを下ろさざるを得ず廃業屋台が相次いだそうです。
また、新規参入も不可能なため、現在の軒数が減ることはあっても増えることはありえない。
このままでは福岡の屋台はなくなってしまうと懸念されているそうです。
数年前に「福岡市屋台基本条例案」が制定され、
新規参入も出来るようになったそうですが、実際は非常に厳しいそうです。
お店の展開にも時間がかかり、展開に2時間、片付けに2時間とかなりの重労働です。
観光客は飲んで騒いで帰るだけですが、
やはりお店とそこで暮らす住民との「共生」。
それから観光客のマナーというのが大事かなと、、、
初めて知った事ばかりで他の人にも現状を知って頂きたく書かせて頂きました。
では、今回のレポートはここまでとさせて頂きます笑(゜_゜>)
Blog by ryo tanaka