こんにちは✿
先日、松竹大歌舞伎を観に行ってきました。
私でも知っているくらい有名な方がたくさん出られており、
中でも今回はお二方の襲名披露があり大変貴重な公演でした。
俳優として活躍されている香川照之さんが 九代目 市川中車 に、
二代目 市川亀治郎さんが 四代目 市川猿之助 の名を襲名されました。
市川猿之助さんの演目は”義経千本桜 川連法眼館の場”
義太夫狂言三大名作の中でも有名な”四の切”。
澤潟屋型ならではの数々の仕掛けや早替りなど、本当に動きがあり、
見ていてとても楽しい反面、何とも演者さんには身体的に負荷のかかるものでした。
その分見ている側も演じている方も最初から最後までハラハラドキドキでした♥
市川中車さんの演目は”小栗栖の長兵衛”
この作品は大正九年に初世 市川猿翁によって初演され、澤潟屋にとって所縁の深い作品です。
「140年続く猿之助の名を、政明という息子(長男)がいて、この船に乗らない訳にはいかない」と、
思いを強くして、 香川照之さんは一流の俳優さんでいるにも関わらず、
実父との長年の確執を経て、45歳にして歌舞伎の世界に飛び込みました。
素晴らしいものを観ることができ、心が豊かになった気持ちです。
歌舞伎へ行ったことのない方は是非一度、観に行ってみて下さい✿
いつもお読み頂き有難うございます。
Blog by.e.yoshinobu✿